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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「上唇と歯茎の間からベタベタするものが流れ出る」
「上あごの辺りがベトベト、ネバネバするといった違和感がある」
「ベタベタした唾液を飲み込むのが気持ちが悪い」
「唾液をティッシュなどで拭き取らないと不快」
このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。
この不調がある場合は口腔異常感症(こうくういじょうかんしょう)と呼ばれる不調の可能性があります。
今回は「【亜鉛不足が原因?】口腔異常感症に効くツボ」と題して口腔異常感症の原因とメカニズムについて解説します。
口腔異常感症は精神的・身体的なストレスで自律神経が失調することで起こります。
とくに歯科治療や口腔外科など口の中の治療中や治療後に感じた「口の中の違和感や痛み」が原因で起こりやすいとされています。
例えば、虫歯の治療、差し歯、詰め物など歯や歯茎に対して物理的なストレスが加わる治療を行ったなどに起こります。
この口腔内のストレスが中長期的に加わると不安や緊張が増幅し精神的・身体的なストレスが積み重なり自律神経が失調してしまいます。
この自律神経失調症の症状が口腔内の感覚器官を過敏にさせてしまい「口の中がベタベタ、ネバネバする」といった異常感を起こります。
口腔異常感症が起こりやすい方は真面目で几帳面な性格、完璧主義者といったストレスを感じやすい方に発症しやすい傾向にあります。※1
口腔異常感症は自律神経に関わる口腔内の様々な不調が出現します。口腔異常感症のセルフチェックは以下の通りになります。※2
・口が渇く感じがする
・口の中がネバネバ、べたべた、ざらざらする(歯茎と唇の間、上あごのあたり)
・不快な唾液が出すぎて、ティッシュが手放せない
・口の中の異物感(粒々、砂、膿、汁、テープ、プラスチック等々)がとれない
・歯やあごが、引っ張られたり、突っ張ったりする
・食事や何かに集中するとまぎれる
・夕方から夜にひどくなる
・舌がヒリヒリ、ピリピリする
口腔異常感症は更年期の女性に多い傾向にあります。味覚を含めた口腔内の働きには亜鉛が必要ですが、更年期女性は亜鉛が不足しやすいため唾液腺や味蕾などの働きが低下する傾向にあります。
また更年期特有の女性ホルモンのバランスが崩れることでも口腔異常感症の発症することがあります。※3
【治療の体験者&改善方法】
50代女性で「いつも口の中がネバネバして不快な感じがする、上唇と歯茎の間からベタベタした唾液がでる」という訴えでご来院にされました。
当院にご来院される前に1年前から歯科での治療を受けており、そこで治療した詰め物の違和感がしばらく残っておりそれが改善されずに通院していた歯科、さらに口腔外科と診察をしたものの「原因不明、気にしないように」とのことで治療ができずにおられました。
最近になって症状が「詰め物の違和感」という症状から「口の中がネバネバする不快感に変化している」とのことです。
当院では口腔異常感症と推測し東洋医学に基づく問診と検査を行い、症状を引き起こしている原因の体質をお調べしました。
口腔異常感症の症状以外にも強い便秘、睡眠障害、腹部膨満感なども起きており身体全体に交感神経の過緊張が見受けられました。
そのため当院ではこの原因である交感神経の緊張を鎮静させ自律神経のバランスを正常に戻すことを治療方針として治療による改善を促しました。
【主に利用したツボ】
・上関(じょうかん)・・・頬骨弓(目の外側から耳に向かう骨の出っ張り)の中央で骨の上側に位置します。
【患者様の声 口腔異常感症・口腔心身症】
「口の中がネバネバして不快」
50歳女性 埼玉県在住
Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
舌がピリピリに痛く、口の中がネバネバしたり、歯ぐき がグラグラしたりする感じが続いてました。
Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
常に口の中の気持ち悪く、食事もつらく、何をしても 苦しい状態が続いてました。病院でも治らないと言われてつらかったです。
Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
初めの診察の時に自律神経の乱れを言われて、 口の状態も教えてもらいました。
また、「絶対に治ります」を初めて言われ嬉しかったです。
鍼を続けていくうち に口の中がだんだんと軽くなり、嫌な症状が消えて治りました。
Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
あきらめていたので本当にありがとうございます。
助けて頂きました。
これからもどうぞよろしくおねがいします。
このような自律神経の乱れによって起こる口腔異常感症は当院の神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
西洋医学では抗うつ薬など中枢神経に影響を与える薬物療法を行います。
しかし、このような抗うつ薬を使用しても対処療法のため根本的な改善になることはありません。
それとは違い、当院の神経解放テクニックは依存性もなく安心安全に治療が行えます。
一人ひとりの体質を診断し、身体の状態に合わせて改善することができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。