口腔セネストパチー・口腔異常感症の症状チェックのブログ

このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
目次

口腔セネストパチーと口腔異常感症について

口腔セネストパチーや口腔異常感症は「口の中がネバネバ,ベタベタする」などの口腔内の不快感や味覚異常、あるいはなんとも表現しにくい「不快な異物感や歯や顎に感じる変な感覚」など、多彩な口腔内の異常感覚を訴える症候群です。
一見口腔内は何も問題ない状態にみえますが、この不快な症状であちこちの病院でもなかなか理解されず、具体的な治療もできないまま過ごすことがあります。
患者様ご自身はかなりつらい症状であるため仕事や日常生活にも支障をきたすこともしばしばあります。

口腔セネストパチーや口腔異常感症は「口の中がネバネバ,ベタベタする」などの口腔内の不快感や味覚異常、あるいはなんとも表現しにくい「不快な異物感や歯や顎に感じる変な感覚」など、多彩な口腔内の異常感覚を訴える症候群です。
一見口腔内は何も問題ない状態にみえますが、この不快な症状であちこちの病院でもなかなか理解されず、具体的な治療もできないまま過ごすことがあります。
患者様ご自身はかなりつらい症状であるため仕事や日常生活にも支障をきたすこともしばしばあります。

どんな人に起こりやすい病気か

高齢者に多く,男女差はあまりありません。
様々な表現を用いて症状を訴えますがわざととか大げさな印象は乏しく真面目な患者さんが多い印象です。

ただ口の具合の不快感が辛いせいで時々周囲の方に八つ当たりしたくなるようです。
この病気は歯の治療後に発症もしくは悪化するケースが多くあります。

またうつ病の「治りがけ」に発症することもあり、うつは治っても口の不快感だけ長引くケースもしばしば経験されます。

高齢者に多く,男女差はあまりありません。
様々な表現を用いて症状を訴えますがわざととか大げさな印象は乏しく真面目な患者さんが多い印象です。

ただ口の具合の不快感が辛いせいで時々周囲の方に八つ当たりしたくなるようです。
この病気は歯の治療後に発症もしくは悪化するケースが多くあります。

またうつ病の「治りがけ」に発症することもあり、うつは治っても口の不快感だけ長引くケースもしばしば経験されます。

どんな原因で発症するのか

近年の脳機能画像研究から、精神疾患の有無に関わらず、脳のあちこちの機能のアンバランスがこの病気の口腔症状に関与していると考えられています。
精神症(統合失調症や双極症)の部分症状でも、このような口の不快な症状が出る方もおられますが、その場合は若年層がほとんどです。

また大半の口腔異常感症は全く精神科受診歴はないのに歯科の受診がきっかけで奇妙な口腔内の不快感が出るタイプです。
そのためうつ症状が強い状態で歯科治療を受けると、口腔異常感症(口腔セネストパチー)を発症する引き金や症状増悪のきっかけになることがあります。

近年の脳機能画像研究から、精神疾患の有無に関わらず、脳のあちこちの機能のアンバランスがこの病気の口腔症状に関与していると考えられています。
精神症(統合失調症や双極症)の部分症状でも、このような口の不快な症状が出る方もおられますが、その場合は若年層がほとんどです。

また大半の口腔異常感症は全く精神科受診歴はないのに歯科の受診がきっかけで奇妙な口腔内の不快感が出るタイプです。
そのためうつ症状が強い状態で歯科治療を受けると、口腔異常感症(口腔セネストパチー)を発症する引き金や症状増悪のきっかけになることがあります。

臨床における症状の傾向について

1.「口の中がネバネバ、ベタベタする」「ヌルヌル、ドロドロ」など唾液の性状の変化や異常な唾液分泌を訴える
2.「何とも表現できない気持ち悪さ」といった口腔内の不快感や異常感を訴える
3.「美味しくない」「本来の味がしない」といった味覚障害や「いつも口の中が苦い,塩辛い,酸っぱい、甘い」などの異味覚障害を訴える
4.いくら歯磨きやうがいをしても口の中がすっきりしない、不快な異物感(歯に物が挟まった感じ、球が埋まっている感じetc.)
5.口腔内の不快感のためティッシュペーパーでいつも口の中を拭っている、頻回にうがいをするなどの対処行動がある
6.歯や顎が「何かに引っ張られる」「ゴロゴロする」「ぐにゃぐにゃする」といった以上感覚がでることもしばしばある。
7.ガンなど特定の悪い病気を心配しているというより、とにかく口腔内の不快感を解決したいというケースが多い。
9.日内変動はあまりなく、1日中不快なことが多い。

1.「口の中がネバネバ、ベタベタする」「ヌルヌル、ドロドロ」など唾液の性状の変化や異常な唾液分泌を訴える
2.「何とも表現できない気持ち悪さ」といった口腔内の不快感や異常感を訴える
3.「美味しくない」「本来の味がしない」といった味覚障害や「いつも口の中が苦い,塩辛い,酸っぱい、甘い」などの異味覚障害を訴える
4.いくら歯磨きやうがいをしても口の中がすっきりしない、不快な異物感(歯に物が挟まった感じ、球が埋まっている感じetc.)
5.口腔内の不快感のためティッシュペーパーでいつも口の中を拭っている、頻回にうがいをするなどの対処行動がある
6.歯や顎が「何かに引っ張られる」「ゴロゴロする」「ぐにゃぐにゃする」といった以上感覚がでることもしばしばある。
7.ガンなど特定の悪い病気を心配しているというより、とにかく口腔内の不快感を解決したいというケースが多い。
9.日内変動はあまりなく、1日中不快なことが多い。

口腔異常感症の症状評価

口腔異常感症(口腔セネストパチー)の症状を評価する評価シート(口腔異常感評価尺度)とマニュアルです。
下記のリンクから別ページでご覧いただけます。

Oral DRS( Oral Dysesthesia Rating Scale)とは、東京医科歯科大学精神行動医科学分野の上里彰仁先生(現・国際医療福祉大学 教授)が作成された、口腔異常感症の症状についての評価尺度です。(Uezato A, et.al. BMC Psychiatry. 2014 Dec 21;14:1696.)

具体的な治療とは

この口腔異常感症(口腔セネストパチー)は複雑な症状が絡み合うことも多く、いろいろな薬物を使用しても効きにくい病気です。
どこかがよくなると別のところが悪化することも多く、薬物の使い過ぎにならないよう注意が必要です。

当院では必要最小限のお薬で留めることを推奨しており、鍼灸や漢方など自然治癒力を高める方法で症状の悪化を食い止めて改善させることを目指しています。
そのため薬ではなくガムや飴​などを口にすることで少しは不快感が和らぐ場合もしばしばありますので、代替の対処法を勧めることもあります。

マウスピースで少し楽に感じる方もおられますが、歯への影響を懸念して当院では推奨しておりません。
マウスピースによって症状が悪化し「こんな歯は全部抜いてしまいたい」と思いつめてしまう患者さんもおられるほどです。

しかし、この病気は歯を削ったり抜いたりしても不快感は治らないどころか悪化してしまうことがあります。
まずは病気の完全消失を追求するのではなく、少しでも症状が緩和する薬を必要最小限用いて、日常の中で「何かしているとまぎれる」ようなことを増やしていくことが重要です。

また定期的な鍼灸治療で症状を緩和させつつ生活の質を落とさないように症状との折り合いをつけ、日常生活の中から改善をはかっていくことが大切です。

この口腔異常感症(口腔セネストパチー)は複雑な症状が絡み合うことも多く、いろいろな薬物を使用しても効きにくい病気です。
どこかがよくなると別のところが悪化することも多く、薬物の使い過ぎにならないよう注意が必要です。

当院では必要最小限のお薬で留めることを推奨しており、鍼灸や漢方など自然治癒力を高める方法で症状の悪化を食い止めて改善させることを目指しています。
そのため薬ではなくガムや飴​などを口にすることで少しは不快感が和らぐ場合もしばしばありますので、代替の対処法を勧めることもあります。

マウスピースで少し楽に感じる方もおられますが、歯への影響を懸念して当院では推奨しておりません。
マウスピースによって症状が悪化し「こんな歯は全部抜いてしまいたい」と思いつめてしまう患者さんもおられるほどです。

しかし、この病気は歯を削ったり抜いたりしても不快感は治らないどころか悪化してしまうことがあります。
まずは病気の完全消失を追求するのではなく、少しでも症状が緩和する薬を必要最小限用いて、日常の中で「何かしているとまぎれる」ようなことを増やしていくことが重要です。

また定期的な鍼灸治療で症状を緩和させつつ生活の質を落とさないように症状との折り合いをつけ、日常生活の中から改善をはかっていくことが大切です。

口腔異常感症は当院の神経解放テクニックで改善できる

このような口腔異常感症(口腔セネストパチー)の症状当院の神経解放テクニックが効果的です。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。

西洋医学ではこのような口腔内の不快感には「抗不安薬や抗うつ薬」という中枢神経に作用させる薬物を利用した対処療法しかありません。
さらにこのような抗不安薬や抗うつ薬の常用は依存性や離脱症状の危険性もあるため注意が必要です。

しかし、このような西洋医学で原因不明の症状でも神経解放テクニックによって改善させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で患者様の治療実績はこちらから

患者様の声 口腔セネストパチー】
50歳女性  山梨県在住

Q1.当院の鍼灸治療を受ける前は、どのようなお悩みや気になることがありましたか?
口の中からポロポロ何かが落ちる、舌が勝手に動く、 歯ぐきがとけている様な感じでした。

Q2.(上記の状態が)ある事で、どのような嫌な思いをしましたか?
たくさんの病院に行っても問題がないと言われ精神的にも落ち込んでいました。

Q3.実際に当院の鍼灸治療を受診してみて、どのように感じましたか?
最後のとりでと思い、思い切ってきました。最初はとても不安でしたが、みなさん親切で安心でき ました。 症状は段々と良くなってきて、今はほとんど 気にならなくなりました。不安もなくなり、普通の生活 ができる様になりました。

Q4.当院へのご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
先生のおかげです。本当にありがとうございました。

他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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鈴木 貴之
院長
鍼灸院コモラボ院長

ブログ管理・編集者

【国家資格・所属】

鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー  治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員

神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)

現在、JR三鷹駅北口に耳鼻咽喉科専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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