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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「夕方になると耳鳴りがひどくなる」
「耳鼻科で聴力検査をしたが耳には異常がないといわれた」
「西洋薬や漢方を飲んでも耳鳴りが改善されない」
「ずっと、キーンやゴーという音が聞こえる」
「日中は気にならないけど夕方から夜になると鳴り始める」
このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
このような耳鳴り症状が起きている場合、東洋医学では陰虚という病態によって起きてる症状と考えます。
陰虚は夕方以降に体調が悪くなり、とくに耳鳴りが起こりやすい傾向にあります。
今回は「夕方になると耳鳴りが起こる原因と対処法」と題して耳鳴り症状の原因と治し方を解説します。
夕方に耳鳴りが起こる症状は東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる体質になります。
この陰虚というのは体液の不足(血液やリンパ液)を意味するのですが、本来、この体液(血液やリンパ液)は身体の熱の上昇を冷ます働きがあると東洋医学では考えます。
しかし、体液が不足すると身体の熱を冷ますことができずに熱に関わる不調が起こってしまいます。
耳鳴り症状はこの体液の不足である陰虚体質に含まれます。
夕方から不調が出てくるのは日中の活動によって体液が消耗して熱が冷ますことができなくなると耳に熱が溜まって耳鳴りが起こると東洋医学では考えます。
【来院動機】
5年前から夕方から夜にかけて「キーン」という耳鳴りの症状に悩まされて耳鼻科を通院しましたが「ストレスによるもの」と診断されました。
そのため耳鼻科ではビタミン剤と筋弛緩剤が処方されたのみで、服用するも治る気配がなかったため友人のご紹介で当院に来院されたとのことです。
特徴としては朝から日中には耳鳴りが起きず、きまって夕方以降に起こる症状とのことです。
【実際の問診からの症状の特徴】
①就寝中は寝汗はかきますか?
はい
②便通はどのような状態ですか?
普段から2~3日に一回くらい。スッキリ排泄したことが若いころからない。
③口は渇きやすいですか?
はい。いつも水を飲んでいる。
【治療と経過】
初回の視診と触診では、頸部と肩部に硬直がみられた。
また耳鳴り以外にも頭痛やめまいも起きていることが問診でわかった。
うつ伏せにおいても常に身体全体に力が入っており交感神経の興奮による筋肉の緊張が起きていることがわかる。
東洋医学の診断では「陰虚体質」として診断し鍼灸治療を行うようにした。
【初回の施術】
この交感神経の興奮を鎮静させることを中心に治療を行う。
【2回目(初回7日後)】
耳鳴りの変化はなし。
前回施術後からこの1週間首の張りがなく耳鳴り以外については生活しやすかったとのこと。
耳鳴りに関しては変化はないが、鍼灸の良い反応が維持できていると考える。
【5回目(初回から1ヶ月後)】
耳鳴りが毎日夕方になっていたものが鳴らないときも増えてきた。
ゼロではないが鳴っていても音の質がかなり小さくなった気がする。
【11回目(初回から3か月後)】
耳鳴り含めた、陰虚症状(肩こり、寝汗、便秘など)が解消される。
本人から「耳鳴りや寝汗などが解消されて今はすごく楽な生活ができています。」と驚かれていました。
現在は予防も含めて月に1回メンテナンスで鍼灸治療をしています。
耳鳴りは様々な症状を伴う自律神経失調症です。
この自律神経失調症に対して当院は神経解放テクニックで改善をはかります。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
一人ひとりの体質に合ったツボを選定し整体と鍼灸を行います。
同じ耳鳴り症状でも体質や状態は個々によって違うため利用するツボが変わります。
このツボの微調節によって一人ひとりに鍼灸の効果を最大限に引き出します。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。