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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
「上咽頭炎を自力で治したいが治らない」
「上咽頭炎のツボを押しても効き目がない」
「自宅で上咽頭炎のお灸をしているが改善されない」
このようなお悩みの方はおられないでしょうか。
この上咽頭炎の主の症状は鼻の奥にある上咽頭部の炎症による後鼻漏や鼻と喉の間にある部分の痛みの症状が代表的です。
しかし、慢性化すると様々な自律神経症状が起きて日常生活に支障を来す様々な不調を起こします。
今回は「上咽頭炎で選ぶべき漢方薬を解説」と題して上咽頭炎に効果的な漢方を解説します。
上咽頭炎は炎症を起こしている患部から起きる後鼻漏など鼻や喉の不調だけでなく頭痛、めまい、不眠など自律神経の不調が起こります。
これは上咽頭部という箇所が豊富な自律神経に関わる神経が多く分布していることとされています。
炎症が起きることによって自律神経を刺激して乱れさせてしまい様々な自律神経症状が起こるという考えです。
しかし、上咽頭の炎症が治まったとしても後遺症として自律神経の機能低下の症状が残ることがあります。
その判断基準にB スポット療法で出血が確認できるかどうかがあります。Bスポット療法では「処置をする綿棒に血がついていればまだ炎症が起きている」との考えです。
しかし、ご来院されている方の多くが「Bスポット療法の綿棒に血がついていないから炎症が治まったはずなのに不調が治らない」という訴えをしています。そのため、すでに上咽頭炎の炎症が治っているにも関わらず自律神経症状が残っていると考えられます。※3
上咽頭炎の根本的な原因は免疫力の低下、または新陳代謝の低下です。
しかし、耳鼻咽喉科で推奨されている上咽頭炎の治療法はBスポット療法またはセルフケアでの鼻うがいなどの対処療法のみです。
このBスポット療法は炎症が起きている上咽頭の部分に塩化亜鉛の薬を塗布し炎症を抑える療法になり、鼻うがいは生理食塩水を使った洗浄方法になります。
どちらも炎症が起きている上咽頭部を殺菌したり洗浄する効果の対処療法しては期待できますが、免疫力や新陳代謝が上がるわけではありません。
もともと免疫力や新陳代謝の高い方が上咽頭炎に罹ったときはBスポット療法や鼻うがいの対処法だけでも十分に自然治癒することは考えられます。
しかし、免疫力や新陳代謝の低い方がBスポット療法や鼻うがいだけをしても回復に時間がかかってしまい上咽頭炎が慢性化してしまうことも考えられます。※2
慢性化しやすい上咽頭炎の悪化や進行をとめるためにおすすめの漢方をお伝えします。
上咽頭炎のような鼻や喉の不調には東洋医学の漢方薬では辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)が用いられます。
辛夷清肺湯は慢性化した鼻づまりや後鼻漏など鼻汁に関わる症状を和らげる効果が期待できます。
また呼吸器全体を潤し、鼻汁や痰の排出を促します。上咽頭炎以外では副鼻腔炎や慢性鼻炎に用いられることがあります。
【注釈】・・・辛夷清肺湯は保険適用もあり、ツムラ104が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。
この体質の方は後鼻漏による不快な症状が主症状であり、先ほど解説した強い痛みや乾燥感を訴える方は少ない印象です。
Bスポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)を定期的に受けることで、治療を受け始めた当初より綿棒に付着する出血量は減っていたり、中にはほとんど出血していない方もいます。
症状が出始めた当初は上咽頭の炎症を併発していましたが、Bスポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)を受ける事により炎症が改善されているのです。
しかし治療を続けても期待するほど後鼻漏や痰の量が減る事がない事が多いのがこの体質の特徴です。
このタイプの方は、喉や耳、胸などに違和感を抱えており、精神的な不調が強い傾向にある方です。
・喉に何か異物感がある
・首や肩、背中のこりが強い
・息苦しさや動悸がある
・睡眠の質が悪い
・イライラしやすい
・不安が強い
上記の項目のすべてではないですが、あてはまる事が多い印象です。
生活していて受けるストレスや不安が上半身の緊張状態を生み出しています。
それにより筋緊張が起きてしまい、上咽頭周辺の血液やリンパ液の流れが悪くなっている可能性が考えられます。
自然治癒力が低下して、治りにくくなっていると考えられます。
A1.ステロイドの副作用気を付ける
ステロイドは血圧や血糖値の上昇、免疫力の低下、うつ状態になったりする副作用があります。
高血圧・糖尿病の方や、神経が敏感な方などは特に注意が必要です。
何か心配なことがある場合は、担当のお医者様にすぐ相談するようにしましょう。
A2.閉め切った部屋では換気扇に気を付ける
部屋を閉めた状態で換気扇をまわすと、室内の気圧が変化して耳に負担がかかるので気を付けましょう。
換気扇をまわすときは窓をあけるようにしましょう。
A1.水泳や筋トレは避けるようにしましょう
突発性難聴で片耳の聴こえが悪くなると、空間認知機能が低下します。
そのため自分の体の位置関係が分からなくなり、水泳中に溺れてしまう危険性があります。
また筋トレなどの無酸素運動は、筋肉が緊張して血流障害が起こるため避けましょう
A2.有酸素運動は行っても大丈夫です
ウォーキングやジョギングをする場合、ゆっくりと大きく呼吸をしながら行いましょう。
サッカーなどのフィールドスポーツでは、難聴による空間認知機能の低下で、パスや接触プレーで体を痛めることもあるのでご注意ください。
A1.両耳に耳栓をして見るようにしましょう
両耳に耳栓をつけた状態で映画を見れば、爆音がするような映画でも、耳鳴りや音の響きを感じずに楽しんでいただけます。
※当院に来院された突発性難聴の方が、耳栓をして映画を見てたら耳鳴りが改善したことがありました。
おそらくストレスが原因で発症した突発性難聴だと、映画によるストレス発散で内耳の血流量が上がり回復したと考えられます。
A1.運転が趣味なら遠出も大丈夫です
難聴によるめまいやふらつきがなくドライブが趣味ということでしたら、遠出をして気分転換するのも良いでしょう。
ストレスが原因で発症した突発性難聴の回復に効果的だと思います。
※山道など高低差のある道を走ると、一時的に耳の詰まった感じや耳鳴りが悪化することがあるので注意してください。
また、外気導入にすると耳詰まりがする場合があるので、エアコンは内気循環にすると良いです。ガムを噛んでいると、調子を保てることができます。
上咽頭炎は当院で行っている東洋医学の経絡を利用した鍼灸治療で根本的な改善が見込めます。
当院では上咽頭炎で悩まれている患者様の体質や状態を詳しくお調べし、個々にあった東洋医学のツボを利用して鍼灸治療を行います。
それによりツボの効果を最大限に引き出し上咽頭炎を治すうえで重要な免疫力や抵抗力の向上、新陳代謝も向上を促します。
また炎症が治まっても残っている自律神経症状の後遺症にも鍼灸は効果的です。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。
【患者様の声 慢性上咽頭炎】
「慢性上咽頭炎で後鼻漏とめまいに悩んでいる」
41歳 女性 埼玉県 在住
「腰痛」「鼻炎」「めまい」の3ケ所が不調でした。腰痛はマッサージに行く、鼻炎は薬を飲む、めまいは鉄分を多く含む食材を食べたりサプリを飲む、こんな方法しかなく、どれも改善せず長い間苦しめられてきました。そんな時、友達が「治療してきたら」と誕生日にプレゼントしてくれました。鍼=痛い、というイメージがあり、初めは少し怖くて緊張しましたが、少しチクッとする所はあるものの、殆ど痛みもなく安心して受ける事ができました。驚く事に、3ケ所共1回の治療で改善されたのを実感しました。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。