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このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
ここ数年ご相談が増えている疾患に慢性上咽頭炎があります。
当院で相談をされるほとんどの慢性上咽頭炎の方が、「Bスポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)を受けても症状が改善しない」という体験談をお持ちの方です。
普通は炎症による痛みや腫れの度合いが弱ければ2ヶ月もあれば症状は改善されていきます。
しかし、炎症と乾燥が強い方や、胃腸が弱く後鼻漏や痰が多い方、ストレスを強く感じている方は改善に時間がかかる場合があります。
このような症状が重い体質の方々はBスポット療法を受けても、慢性上咽頭炎が改善しにくい状態といえるかもしれません。
今回は「【Bスポットは効果ある?】上咽頭炎が治りにくい人の特徴」と題して上咽頭炎について解説します。
この上咽頭炎で行われるBスポット療法についてです。
Bスポット療法は耳鼻科領域では効果的な治療法で上咽頭炎の治療に推奨されており、患者様にとっても保険適応で費用も安く済むものです。
しかし塩化亜鉛のついた綿棒を鼻から入れて咽頭をこすりつけるだけの治療ですが、咽頭部の粘膜を傷つけるため強い痛みが特徴です。
お客様の感想を聞くと「Bスポット療法は効果に対して痛みが強いため、数回までならなんどか続けられるが中長期では難しい」という方がほとんどでした。
それ以外にはBスポット療法を受けると一時的に症状は良くなるが、数日後には再発してしまう方、Bスポット療法を続けても治らず、慢性的に症状が残ってしまう体験をされた方などもいらっしゃいます。
上咽頭炎に対してBスポット療法は保険適応の安価で効果的な治療法として推奨されています。
しかし、どのような治療法でも効果が出にくい体質の方はおられます。
当院でも上咽頭炎の方への問診や検査を続けていくうちに、「どのような上咽頭炎の人が治りにくいのか」という事がわかってきました。
それは以下の3つの体質に分類できます。
・咽頭部の乾燥感や痛みが強い方(それに付随して体の痛みやだるさが出ている方)
・胃腸が弱く食欲不振であり、尚且つ後鼻漏や痰の量が多い方
・ストレスが多く上半身の緊張が強い方(過去にパニック障害になった方も)
以下、詳しく解説します。
この体質の方は、Bスポット療法を受ければ、咽頭部の痛みや腫れ感が軽減していきます。
しかし、綿棒に付着した出血は治療開始当初より減少するものの、鼻梁の出血が続く傾向にあるようです。
しかし時間の経過とともに、上咽頭部の痛みや強い乾燥感、耳の奥の痛み、耳の奥がつまった耳閉感の症状が出てきます。
これらの痛みが時間の経過とともに再発してしまう原因にはBスポット療法で擦過する綿棒にあります。
綿棒があたる部分の炎症は薬剤が触れて鎮める事ができるのですが、届かない部分の炎症が残り続けてしまい、結果として炎症が再燃してしまうということがあります。
上咽頭に炎症が継続的に起きて乾燥しているため、この体質の方は風邪にかかりやすい傾向にあります。
そのためお子様が風邪をひくとそのかぜをもらってしまい、喉を痛めてさらに上咽頭炎の炎症を悪化させてしまうこともあります。
また痛みと乾燥感が強い方は、秋や冬の空気の乾燥、暖房や冷房の乾燥に敏感であるため症状を悪化させがちになります。
この体質の方は後鼻漏による不快な症状が主症状であり、先ほど解説した強い痛みや乾燥感を訴える方は少ない印象です。
Bスポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)を定期的に受けることで、治療を受け始めた当初より綿棒に付着する出血量は減っていたり、中にはほとんど出血していない方もいます。
症状が出始めた当初は上咽頭の炎症を併発していましたが、Bスポット療法(上咽頭擦過療法・EAT)を受ける事により炎症が改善されているのです。
しかし治療を続けても期待するほど後鼻漏や痰の量が減る事がない事が多いのがこの体質の特徴です。
このタイプの方は、喉や耳、胸などに違和感を抱えており、精神的な不調が強い傾向にある方です。
・喉に何か異物感がある
・首や肩、背中のこりが強い
・息苦しさや動悸がある
・睡眠の質が悪い
・イライラしやすい
・不安が強い
上記の項目のすべてではないですが、あてはまる事が多い印象です。
生活していて受けるストレスや不安が上半身の緊張状態を生み出しています。
それにより筋緊張が起きてしまい、上咽頭周辺の血液やリンパ液の流れが悪くなっている可能性が考えられます。
自然治癒力が低下して、治りにくくなっていると考えられます。
A1.ステロイドの副作用気を付ける
ステロイドは血圧や血糖値の上昇、免疫力の低下、うつ状態になったりする副作用があります。
高血圧・糖尿病の方や、神経が敏感な方などは特に注意が必要です。
何か心配なことがある場合は、担当のお医者様にすぐ相談するようにしましょう。
A2.閉め切った部屋では換気扇に気を付ける
部屋を閉めた状態で換気扇をまわすと、室内の気圧が変化して耳に負担がかかるので気を付けましょう。
換気扇をまわすときは窓をあけるようにしましょう。
A1.水泳や筋トレは避けるようにしましょう
突発性難聴で片耳の聴こえが悪くなると、空間認知機能が低下します。
そのため自分の体の位置関係が分からなくなり、水泳中に溺れてしまう危険性があります。
また筋トレなどの無酸素運動は、筋肉が緊張して血流障害が起こるため避けましょう
A2.有酸素運動は行っても大丈夫です
ウォーキングやジョギングをする場合、ゆっくりと大きく呼吸をしながら行いましょう。
サッカーなどのフィールドスポーツでは、難聴による空間認知機能の低下で、パスや接触プレーで体を痛めることもあるのでご注意ください。
A1.両耳に耳栓をして見るようにしましょう
両耳に耳栓をつけた状態で映画を見れば、爆音がするような映画でも、耳鳴りや音の響きを感じずに楽しんでいただけます。
※当院に来院された突発性難聴の方が、耳栓をして映画を見てたら耳鳴りが改善したことがありました。
おそらくストレスが原因で発症した突発性難聴だと、映画によるストレス発散で内耳の血流量が上がり回復したと考えられます。
A1.運転が趣味なら遠出も大丈夫です
難聴によるめまいやふらつきがなくドライブが趣味ということでしたら、遠出をして気分転換するのも良いでしょう。
ストレスが原因で発症した突発性難聴の回復に効果的だと思います。
※山道など高低差のある道を走ると、一時的に耳の詰まった感じや耳鳴りが悪化することがあるので注意してください。
また、外気導入にすると耳詰まりがする場合があるので、エアコンは内気循環にすると良いです。ガムを噛んでいると、調子を保てることができます。
当院は神経解放テクニックという治療法で上咽頭炎の改善をはかっています。
神経解放テクニックは整体と鍼灸を組み合わせた当院独自の治療法です。
西洋医学的な上咽頭部の炎症だけに焦点をあてた治療だけでは上咽頭炎は完治できません。
「なぜ上咽頭部に炎症がおこるのか?」という事を考え、その原因である「流れの滞り」を整えることで完治できます。
そのため、慢性上咽頭炎を治療する場合には、西洋医学でありがちな「〇〇病には〇〇薬が効く。」というものでも改善できません。
治療の最大限の効果を引き出すためには一人ひとりの体質に合わせて治療することが大切です。
上咽頭炎でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
【患者様の声 慢性上咽頭炎】
「慢性上咽頭炎で後鼻漏とめまいに悩んでいる」
41歳 女性 埼玉県 在住
「腰痛」「鼻炎」「めまい」の3ケ所が不調でした。腰痛はマッサージに行く、鼻炎は薬を飲む、めまいは鉄分を多く含む食材を食べたりサプリを飲む、こんな方法しかなく、どれも改善せず長い間苦しめられてきました。そんな時、友達が「治療してきたら」と誕生日にプレゼントしてくれました。鍼=痛い、というイメージがあり、初めは少し怖くて緊張しましたが、少しチクッとする所はあるものの、殆ど痛みもなく安心して受ける事ができました。驚く事に、3ケ所共1回の治療で改善されたのを実感しました。
※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。